2006年度上智大学シラバス

2006/02/21更新
◆国際教育学演習 - (通)
杉村 美紀
○講義概要
国際化と教育をめぐる事例を政治的社会的側面から分析することを通じて,国際教育の研究課題と方法を模索することを目的とする。
前期は、日本における国際化ならびに多文化教育をテーマとし、授業担当者より課題文献を配布し,それをもとに論点の検討を行なう。参加者人数を考慮し、グループを編制したうえでグループワークによる発表を行う。前期の途中では、ゼミ生によるディベートも予定している。
後期は、国際理解教育ならびに国際教育協力をとりあげる。後期前半では、国際教育協力と開発問題をとりあげる。また後半では、国際理解教育の授業案及び教材を作成し、それをゼミで模擬授業として実践することで、国際理解教育の役割と課題を検討する。後半は、なお、夏休み中に参加自由のゼミ合宿を予定している。
○評価方法
出席状況(20%)、授業参画(30%)、リアクションペーパー(30%)、レポート(20%)
○テキスト
授業の中で適宜指示する。
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1ガイダンス:各人の問題関心と演習計画
2多文化主義と教育
3在日外国人問題と教育(1)
4在日外国人問題と教育(2)
5在日外国人問題と教育(3)
6在日外国人問題と教育(4)
7在日外国人問題と教育(5):ディベート
8多民族・多文化社会と教育(諸外国の教育)(1)
9多民族・多文化社会と教育(諸外国の教育)(2)
10多民族・多文化社会と教育(諸外国の教育)(3)
11多民族・多文化社会と教育(諸外国の教育)(4)
12多民族・多文化社会と教育(諸外国の教育)(5)
13前期まとめ:日本と諸外国における多文化教育の比較
14国際理解教育(1)
理論と教材開発の枠組み
15国際理解教育(2)
学習指導案
16国際教育協力と開発問題(1)
17国際教育協力と開発問題(2)
18国際教育協力と開発問題(3)
19国際教育協力と開発問題(4)
20国際教育協力と開発問題(5)
21国際理解教育(1):模擬授業
22国際理解教育(2):模擬授業
23国際理解教育(3):模擬授業
24国際理解教育(4):模擬授業
25まとめ
26卒論・ゼミ論発表会

  

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