2006/02/24更新
○科目サブタイトル |
教育の本質理解と哲学的アプローチ
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○講義概要 |
教育という現象を哲学的に理解するとはどのようなことかについて、教育思想の範例を用いながら考える。学部理念である「人間の尊厳」(human dignity)をめぐる教育問題を中心に、資料プリントを用いて自らの教育学思想を形成することに重点を置く。ディベートを駆使する。
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○評価方法 |
出席状況(50%)、リアクションペーパー(50%) 毎時間、資料プリントに基づくリアクション・ペーパーを課すので、自分の考えを積極的に展開できる心構えを要求する
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○テキスト |
資料プリントを中心に展開するので特に指定しないが、内容に応じて関連図書を紹介する。
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○他学部・他学科生の受講 |
可 (教育学について深い関心をもち、人間理解を自己形成の問題として焦点化しようとしていることを求める。)
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○授業計画 |
1 | 教育を哲学することの意味についてガイダンスする |
2 | 教育学という学問の基本的性格とは何か |
3 | 教育学にとっての価値とは何か |
4 | 教育学における人間の位置 |
5 | 人間の尊厳を理解する教育とは何か |
6 | 人間の尊厳を主題とする教育とは何か |
7 | 人間の尊厳とヒューマニズムの関係 |
8 | 教育におけるいのちの捉え方 |
9 | 生きる力を育てる教育の考え方 |
10 | 教育学と生命科学の対話について |
11 | 教育に対するゲノムサイエンスの影響 |
12 | 教育哲学の課題:理性と感性の調和について |
13 | 教育哲学の課題:人間理解の限界について |
14 | 教育哲学の課題:諸科学との距離のとり方について |
15 | 質問・疑問に関する対話 |
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