2006年度上智大学シラバス

2006/02/21更新
◆教育原理Ⅱ - (前)
杉村 美紀
○講義概要
現代の学校教育が抱える諸問題や実践例をめぐり,その背景にある社会状況及び教育の意義と課題を検討し,教育学の基本的知識と考え方を習得する事を目的とする。授業では(1)日本における教育改革,(2)学校と教師・子ども,(3)学校をとりまく地域社会と家庭,(4)国際化と日本の教育の4点を柱とするほか,諸外国の教育動向をふまえた日本の教育との比較も行なう。
○評価方法
リアクションペーパー(40%)、前期学期末試験(定期試験期間中)(60%)
○テキスト
特に指定しないが、授業では適宜、資料としてプリント等を配布する。
○参考書
(1)大村はま/刈谷剛彦・夏子『教えることの復権』ちくま新書,2003年3月
(2)小澤周三編著『教育学キーワード(改訂版)』有斐閣,2000年
今津孝次郎、馬越徹、早川操編著『新しい教育野原理:変動する時代の人間・社会・文化』名古屋大学出版会,2005年3月
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1ガイダンス:現代日本の教育問題
2日本における教育改革(1) 学校論
3日本における教育改革(2) 学力論
4日本における教育改革(3) 教育内容
5日本における教育改革(4) 評価と選抜
6日本における教育改革(5) 教育行政
7学校・教師・子ども(1) 専門職としての教師
8学校・教師・子ども(2) 教師と学校運営
9学校をとりまく地域社会と教育(1) 地域の教育力
10学校をとりまく地域社会と教育(2) 家庭と学校の連携
11国際化と日本の教育(1) 国際理解教育
12国際化と日本の教育(2) 海外及び帰国子女教育
13まとめ

  

Copyright (C) 2006 Sophia University
By:上智大学 学事センター