2006/09/30更新
○科目サブタイトル |
教育現場におけるリーダーシップ
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○講義概要 |
本講は、教職課程の必修演習科目であり、学生の直接的な積極参加が必要である。また、総合演習は、社会が抱える様々なテーマを基軸に、全人類的共通課題や我々の社会が共通認識を持たなければならない具体的な社会問題を考察し、かつ、教職を専攻する学生が、如何に教育現場の中で多様な総合問題を教えていくか、その方法・技術もテーマ演習の中で研究・修得していく。本講では、とりわけキリスト教的価値観に基づく全人教育という本学の人間教育に関する基本理念に即して、単なるハウツーものとは異なるような、人間の生き方を考えるうえで不可欠な思考法と判断力の育成の問題に取り組みながら、人格が抱える諸問題をいかに教育の現場で生徒たちに学ばせるか、その指導方法等についても、教材開発や発表をとおして修得する。
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○評価方法 |
リアクションペーパー(30%)、レポート(40%) 受講者全員に担当箇所のプレゼンテーションが課せられる(30%)。 また、遅刻は、授業の進行を著しく妨げ、他の受講者に多大な迷惑となるので、毎回大幅な減点対象となる。 なお、初回の授業の際に諸注意事項を説明するので、受講希望者は必ず初回から出席すること。
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○テキスト |
播摩早苗『今すぐ使える!コーチング プロコーチだけが知っているとっておきの方法』 、PHP研究所(PHPビジネス新書008)、2006年。 小笹芳央『モチベーション・リーダーシップ 組織を率いるための30の原則』 、PHP研究所(PHPビジネス新書005)、2006年。
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○参考書 |
高等学校学習指導要領 野中郁次郎他『戦略の本質―戦史に学ぶ逆転のリーダーシップ』、日本経済新聞社、2005年。 ローラ・ウィットワース/ヘンリー・キムジーハウス/フィル・サンダール『コーチング・バイブル』CTIジャパン訳、東洋経済新報社、2002年。 L. Whitworth / H. Kimsey-House / P. Sandahl, "Co-Active Coaching. New Skills for Coaching People Toward Success in Work and Life" Mountain View, CA: Davies-Black Publishing, 1998.
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○授業計画 |
1 | 総合ガイダンス:課題と方法論 |
2 | 総合演習概論―テーマの教え方(計画書、資料調査法、教材開発等) |
3 | 教育現場におけるリーダーシップ |
4 | 『コーチング』(1):第1章 |
5 | 『コーチング』(2):第2章 |
6 | 『コーチング』(3):第3章 |
7 | 『コーチング』(4):第4章 |
8 | 『モチベーション・リーダーシップ』(1):第1章 |
9 | 『モチベーション・リーダーシップ』(2):第2章 |
10 | 『モチベーション・リーダーシップ』(3):第3章 |
11 | 『モチベーション・リーダーシップ』(4):第4章 |
12 | 『モチベーション・リーダーシップ』(5):第5章 |
13 | まとめ:教職課程における総合演習―いかに教え、考えさせるか/学期末レポート提出 |
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