2006年度上智大学シラバス

2006/02/22更新
◆心理学 - (前)
荻野 美佐子
○講義概要
私たちの日常の営みは、それ自体さまざまな心理学的問題を含んでいる。「心理学」という枠組みで、私たちの日常の捉え直しをしてみる。心理学という学問の成り立ち、知覚、記憶、学習、発達などの心理学の基礎的テーマを取り上げる。人の心、人と人とのかかわりについての理解を深めてほしい。
○評価方法
出席状況(10%)、リアクションペーパー(40%)、前期学期末試験(定期試験期間中)(50%)
○参考書
長谷川寿一・東條正城・大島尚・丹野義彦『はじめて出会う心理学』有斐閣 2000年
ミラー,J.『心理学の最前線-専門家11人との対話-』同朋舎 1998
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1オリエンテーション 心理学とは何か
2感覚・知覚(私たちを取り巻く世界をどのように捉えているのか)
3学習(経験することはどのように人に影響するのか)
4記憶(覚えること、忘れること)
5脳と心の働き(脳がうまく機能しないとき何がおこるか)
6知能(頭がよい、とはどういうことか)
7性格(性格はどのように作られるのか)
8動機づけ(やる気のメカニズムは何か)
9発達(生涯にわたる変化はどのようなものか)
10対人関係(人とのかかわりは人にどのような影響を与えるか)
11心の病と治療法(人の心の病に対して、今日どのような治療法があるか)
12心理学の歴史(心理学はどのように作られてきたのか)
13心理学の諸問題

  

Copyright (C) 2006 Sophia University
By:上智大学 学事センター