2006年度上智大学シラバス

2006/02/24更新
◆薬と生体機能-基礎 - (前)
笹川 展幸
○講義概要
薬は天然の物質であることも、人工的に作られた物質であることもある。しかし、薬が作用する標的分子は体内に存在する物質であり、薬は生体内の仕組に働いて作用を現わす。 薬が作用する生体内の情報伝達機構・薬の体内動態・薬の副作用など、薬と生体の相互作用の基礎的事項を解説する。
○評価方法
出席状況(10%)、リアクションペーパー(30%)、レポート(20%)、前期学期末試験(授業期間中)(40%)
知識の有無を評価基準にはしない。
如何に自分なりに考えるかを重視する。
○テキスト
各講義ごとに参考資料を配布する。
○参考書
必要があれば適宜紹介する。
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1講義内容・方法の紹介、過去の評価分布の紹介、講義のルール等
2薬とは?  薬の歴史
3薬の科学「薬理学」の紹介
4薬を理解するための基本
細胞の構造と機能
5薬物の標的分子
6薬の作用と薬物受容体
7薬と生体内情報伝達-I
8薬と生体内情報伝達-II
9薬の体内動態
10薬効に影響を及ぼす因子
11薬の副作用
12薬物に関するトピック
13まとめ試験
配布した資料、参考書等何を持ち込んでもよい。半分は授業中扱った内容を問う問題、残りは独創性と知恵を絞る問題を出題する。

  

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