2006/02/24更新
◆タンパク質の生物学－Ⅰ － (前)
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小林 健一郎
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| ○講義概要 |
タンパク質は，核酸・糖・脂質と共に，生物に特有の分子=生分子です。核酸が遺伝情報の担い手であり，その情報に基づいて作られるタンパク質が，生命活動の担い手と言えます。タンパク質の形や働き，体内での誕生から死までを，酵素を例にして学びます。多数の個性的なタンパク質の共同した働きによって営まれている生命の謎についても，考えてみたい。後期科目「タンパク質の生物学-II」を連続履修するかどうかは自由．
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| ○評価方法 |
レポート(30%)、前期学期末試験(定期試験期間中)(70%)
期末試験とレポートの成績に，出席を加味して評価します。
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| ○授業計画 |
| 1 | はじめに：物質から生命へ |
| 2 | 生分子：タンパク質は生命活動を担う「働く」分子 |
| 3 | 酵素の紹介：体内で働くタンパク質の代表 |
| 4 | 酵素の働き−1：酵素の作業能力と体内環境の影響 |
| 5 | 酵素の働き−2：酵素の仕事とエネルギー |
| 6 | ビタミン：酵素の働きを助ける小さな分子 |
| 7 | タンパク質の個性的な形：分子の形（構造）と働き（機能）の関係 |
| 8 | タンパク質分子の一生：生合成（誕生）から分解（死）まで |
| 9 | タンパク質の活動の調節 |
| 10 | 生命活動の謎：生きている細胞の秘密 |
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