2006/03/30更新
○講義概要 |
高校までに学んできた数学では、「答えを出す事」が最重要視され、抽象的な概念の意味づけや論理の展開についてはしばしば軽視されてきた。この講義では主に、現代の数学における数と集合の概念と、微分積分の意味について学ぶ。時間が許せば、授業計画に書いた以外のトピックにも触れたい。
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○評価方法 |
出席状況、試験、リアクションペーパー等で評価する。
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○参考書 |
遠山 啓『数学入門 (上・下)』岩波新書 遠山 啓『無限と連続』岩波新書 (版元品切れ) H.D.エビングハウス他『数 (上・下)』シュプリンガー・フェアラーク東京
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○他学部・他学科生の受講 |
可 (理工学部の学生は不可)
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○授業計画 |
1 | 数の構成 -- 自然数から複素数まで |
2 | 集合 -- 現代数学の基礎 |
3 | 写像と関数 -- 変化の言語 |
4 | 数列と極限 -- 無限の算術 |
5 | 微分 -- 分析の方法 |
6 | 積分 -- 総合の方法 |
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