Syllabus system

2006年度上智大学シラバス

2006/02/20更新

◆数学Ⅰａ　－　(前)

和田　秀男

○講義概要

物事を深く考えるためには，まわりを正確に理解しなければいけない。そのための言葉が数と図形である。まず三角形の合同条件や相似条件をもっと正確に見直し，自然数，分数，実数，虚数がどのように生まれてきたかを説明する。次に自然数の性質、素数の性質などを説明し、ユークリッドの互除法、ピタゴラス数、完全数など自然数の面白い性質を話したい。論理と数学の関係も話したい。

○評価方法

出席状況(40%)、リアクションペーパー(10%)、レポート(10%)、前期学期末試験(定期試験期間中)(40%)
出席点およびレポート

○他学部・他学科生の受講

可

○授業計画

1	三角形の合同条件
2	平行線の公理
3	面積、有理数
4	相似条件
5	ピタゴラスの定理と無理数
6	虚数と平面の回転
7	素数の性質
8	素数と暗号
9	互除法と不定方程式
10	ピタゴラス数と合同数
11	完全数と大きな素数
12	論理回路
13	論理とはなにか