1 | 1.社会学の前提として、社会学における人間把握を考察する。 (1)社会学的人間としての「社会的存在」とは、どういうことか。経済学 や政治学など他の社会科学との対比によって、その理解を深める。 |
2 | (2)「社会的存在」の超常識的な意味を考察する。 例として、自己、知覚、自然の常識的な把握を取り上げ、それぞれを 「社会学化」しながら、捉え直す。 |
3 | (3)「社会的存在」を<集団>と<文化>の観点から、より理解を深める。 欲望、準拠集団、言語、価値などを扱う。 |
4 | 2.社会学上の基本的なテーマを扱いながら、社会学の方法を理解する。 (1)自殺と社会について、デュルケームの立場から考察する。 |
5 | (2)宗教と資本主義について、ウェーバーの立場から考察する。 |
6 | (3)自由と近代について、フロムの立場から考察する。 |
7 | 3.日常的な相互行為に議論を移し、より具体的に1つの社会学的な見方を紹 介する。ここでは、ゴフマンの観点から対面的状況での相互行為をテーマ として取り上げる。 |
8 | (1)「パフォーマー」と「オーディエンス」というモデルから、相互行為 を把握する。 「パフォーマンス」とは何か? |
9 | (2)複数のパフォーマーの全体としてのパフォーマンスを、「チーム」の 観点から捉える。 「チーム」とは何か? |
10 | (3)パフォーマンスが行われている場について考察する。 「局域」という考え方。 |
11 | (4)相互行為における「分裂的な役割」について考察する。 入り乱れるパフォーマーとオーディエンスのモデル。 |
12 | (5)「役柄から外れたコミュニケーション」について考察する。 やってはならないことをやっている、そこに焦点を当てる。 |
13 | (6)<望ましい印象>を与えるための「印象管理の技法」について考察す る。 |