2006年度上智大学シラバス

2005/12/21更新
◆法律学 - (後)
巻 美矢紀
○講義概要
人権に関する重要判例を素材として、憲法学の人権領域について講義する。人権を学ぶ上で必要な、憲法総論・違憲審査制についても簡単に解説する。本講義を通して、法学的思考を理解してもらいたい。なお、毎回レジュメを配布する。
○評価方法
後期学期末試験(定期試験期間中)(100%)
○テキスト
高橋和之『立憲主義と日本国憲法』 放送大学教育振興会・2001年
○参考書
芦部信喜『憲法(第三版・高橋和之補訂)』岩波書店・2002年
長谷部恭男『憲法(第3版)』新世社・2004年
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1イントロダクション(憲法の解釈について)
2憲法総論
立憲主義の歴史と基本原理
3違憲審査制概論
4人権総論・1
人権の享有主体(1)ーー外国人の人権
5人権総論・2
人権の享有主体(2)ーー「法人の人権」
6人権総論・3
人権の適用範囲ーー私人間適用
7人権総論・4
人権の限界ーー「公共の福祉」
8人権各論・1
信教の自由/政教分離
9人権各論・2
表現の自由
10人権各論・3
表現の自由の現代的展開
11人権各論・4
職業選択の自由・財産権
12人権各論・5
生存権
13人権各論・6
「新しい人権」

  

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