2006年度上智大学シラバス

2006/01/17更新
◆国語の歴史Ⅱ - (後)
服部 隆
○講義概要
この授業では,近代日本語の文法・文体について歴史的観点も交えながら考える。具体的には,まず,文語文法と口語文法の対照を行ったうえで,現代語の文体はどのようにして成立したのかという観点から,明治時代の言文一致運動や標準語の成立といった問題を扱う。また後半は,現代日本語の文法について概説したい。
○評価方法
テストおよび授業時のリアクションペーパーにより評価する。
○テキスト
適宜プリントを配布する。
○参考書
授業時に適宜紹介する。
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1はじめに
2文語文法と口語文法
3標準語と方言
4標準語の成立
5明治時代の文体
6言文一致体の成立
7現代の文体
8文法単位と品詞分類
9日本語の名詞
10主語と主題
11日本語の動詞
12活用
13まとめ

  

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