2006年度上智大学シラバス

2006/02/22更新
◆レジャー・スポーツ・レクリエーション論 - (後)
師岡 文男
○講義概要
上智大学生は年207日、1年の約54%が自由に使える日であり、平均的な日本人も週休2日と人生80年時代の到来により生涯の約3分の1、平均生涯労働時間の約3倍がレジャー(自由時間)となり、レジャー活動としてのスポーツやレクリエーションは、人生において重要な意味を持つようになっている。レジャーの使い方によっては、個人の身体的・精神的健康のみならず国の経済にも重大な影響が生じてくる。この授業では、レジャー・スポーツ・レクリエーションの定義・歴史・機能などについて講義し、その諸問題についてグループディスカッションを行いながらその理想的な在り方を考えていく。
○評価方法
リアクションペーパー(50%)、レポート(50%)
リアクションペーパー(毎時間)とレポートの合計点で評価する。
○参考書
池田 勝(編)『レクリエーションの基礎理論』杏林書院
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1(10/05(木)2限)オリエンテーション(授業の進め方、評価方法などについて)、レジャー・レクリエーションとは何か(アイスブレーキング体験、語源と概念規定の変遷)
2(10/12)余暇時代と余暇生活能力の重要性
3(10/19)レジャーとレクリエーションの機能
4(10/26)レジャー・レクリエーション運動の歴史(世界・日本)
5(11/09)レジャー・レクリエーションの展開と実際
6(11/16)自分自身の余暇歴の検証
7(11/30)レジャー・レクリエーションの教育と研究
8(12/07)スポーツとは何か
9(12/14)スポーツの歴史1
10(12/21)スポーツの歴史2
11(1/09(火)みなし木曜)スポーツの機能
12(1/11)生涯の生活とスポーツ
13(1/18)障害スポーツと全体まとめ

  

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