2006年度上智大学シラバス

2006/02/15更新
◆人間学思想史Ⅰ - (後)
中村 友太郎
○科目サブタイトル
キリスト教的人間観の背景を探る
○講義概要
古代ギリシア文明を源泉とする人間探求の思想史を展望することを主眼とするが,なるべく古典的なテキストに触れることを重視したい。本年は「アッティカ哲学」における人間観の形成を概観したうえで,「キリスト教的人間観」の形成期にまで射程を拡げていきたい。
○評価方法
出席状況(20%)、授業参画(20%)、リアクションペーパー(20%)、レポート(40%)
上記に基づき総合評価する。
○テキスト
基本図書として:稲垣良典篇「教養の源泉をたずねて―古典との対話」創文社。
○参考書
授業時に紹介するが,適宜にプリントを配布活用する。
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1オリエンテーション:思想史の課題と方法
2ソクラテス以前のギリシア思想
3ソクラテスにおける人間探求
4プラトン哲学の人間観
5アリストテレスの「倫理学」に学ぶ(1)
6アリストテレスの「倫理学」に学ぶ(2)
7キリスト教的人間観の源泉を辿る(1)
8キリスト教的人間観の源泉を辿る(2)
9キリスト教的人間観の源泉を辿る(3)
10キリスト教的人間観の源泉を辿る(4)
11キリスト教的人間観の源泉を辿る(5)
12キリスト教的人間観の源泉を辿る(6)
13まとめ・講義のふりかえり


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