2006年度上智大学シラバス

2006/03/07更新
◆環境ジャーナリズム - (後)
藤井 良広
○科目サブタイトル
環境情報論
○講義概要
環境問題を情報学としてとらえる。環境情報は他の情報とどう違うか。なぜ環境問題は対立的展開をとることが多いのか。環境情報の特徴と、メディアの特徴を踏まえて、環境情報の適切な評価・検討を試みる
○評価方法
出席状況(33%)、授業参画(33%)、レポート(33%)
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1情報論の中での環境情報を位置づける。環境情報と他の情報のどこに違いがあるのか。情報の非対称性問題と不可逆性問題を中心に。
2環境メディアの評価・その1。なぜ環境情報は対立を生み出すのか。不確実性とコミュニケーション。
3環境メディアの評価・その2。不確実性とコミュニケーション。
4ケーススタディ・アスベスト問題。
5ケーススタディ・ダイオキシン問題。
6ケーススタディ・地球温暖化問題。
7予防原則の評価。
8非財務情報の情報開示について。環境報告書、GRIなどについて。
9公的情報の活用と限界。
10モニタリング機能について。NGO・市民の役割。
11プラス情報のコミュニケーション。
12外部講師(ジャーナリスト・予定)との討論。
13まとめ。

  

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