2006年度上智大学シラバス
2006/03/02更新
○講義概要 |
機械システムの運用において発生する振動および騒音は、運転効率の悪化、周囲環境への悪影響などの要因となり機械の動的性能の一尺度として低減が求められる。振動、騒音の発生の防止策を講じる手段としては様々なアプローチがあるが、適切な制御を施すことは現在の機械システムにおいて有用策の一つである。講義では、機械システムの運動、振動、騒音などに対する制御の適用について基礎事項を整理すると共に、実際の制御適用事例を研究論文や企業での取り組み等を通して学びその実態にも触れる。また、受講者が論文や企業の技術リポートなどを事前に調査し、発表、議論を行う場を設ける。
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○評価方法 |
授業参画(60%)、リアクションペーパー(40%) 授業参画について:通常の授業での参画状況の他に、後半に行う論文や企業の技術リポートなどの事前調査、およびその発表を評価対象とする。
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○授業計画 |
1 | 機械システムにおける運動、振動、騒音の制御に関する概況 |
2 | 非線形システムの安定性Ⅰ |
3 | 非線形システムの安定性Ⅱ |
4 | 可制御性、可観測性Ⅰ |
5 | 可制御性、可観測性Ⅱ |
6 | メカニカルシステム制御の実例Ⅰ |
7 | メカニカルシステム制御の実例Ⅱ |
8 | メカニカルシステム制御の実例Ⅱ |
9 | 論文購読Ⅰ (論文や企業の技術リポートなどを事前に調査し、発表、議論を行う) |
10 | 論文購読Ⅱ |
11 | 論文購読Ⅲ |
12 | 論文購読Ⅳ |
13 | 論文購読Ⅴ |
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By:上智大学 学事センター
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