2006年度上智大学シラバス

2006/02/20更新
◆ラテンアメリカ社会研究 - (通)
幡谷 則子
○講義概要
本演習は、グローバル化時代のラテンアメリカ社会で発生しているさまざまな社会問題とそれに対する国際的アプローチについて、地域社会の視点に立って接近する視座を養うことを目的とする。本年は特に社会運動に焦点を当てる。前期では、社会階級闘争の性格が強かった社会運動が今日どのようにその形態と目的を変容させてきたかを、考察する。後期は受講者各自の関心地域または国における事例をとりあげ、その運動の当該社会内での役割とグローバル化社会における意義について分析する。
○評価方法
出席状況(10%)、授業参画(30%)、レポート(60%)
○テキスト
Smith, Jackie & Hank Johnston "Globalization and Resistance: Transnational Dimensions of Social Movements" Roman & Littlefield, 2002
Escobar, Arturo & Sonia E. Alvarez『The Making of Social Movements in Latin America』 Westview, 1992
Warren, Kay & Jean Jacson『Indigenous Movements, Self-representation, and the State in Latin America』 University of Texas, 2002
○必要な外国語
英語またはイスパニア語
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1初回に受講者と討議の上決定する。

  

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