2006年度上智大学シラバス

2006/03/02更新
◆神経系の基礎と病態 - (前)
川上 順子
○科目サブタイトル
言語聴覚機能を理解するための基礎神経生理学
○講義概要
「何故、耳は音を聞く事ができるのか。」子供に解り易く説明することができるだろうか。理解しているようで、よく考えると疑問がいっぱいの神経系である。言語や聴覚を理解するために必要な、生体の機能について、神経生理学を中心に、基礎となる項目についての知識を獲得し、中枢神経における情報の認知についての知識を得る。講義だけでなく、テュートリアル方式を導入し、学生が学びたい事柄、学ばなければならない事項を共同で抽出しながら進め、知識を得る方法および発表方法についても学ぶ。
○評価方法
出席状況(20%)、授業参画(30%)、レポート(50%)
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1kick off lecture 何を学びたいか、何を学ぶ必要があるか意見交換
2神経系の理解に必要な生理、解剖の基本を学ぶ
3神経系の理解に必要な生理、解剖の基本を学ぶ
4情報の伝達と認知。感覚系とは何か、どのような役割を担っているのか
5情報の伝達と認知。感覚系とは何か、どのような役割を担っているのか
6課題の選定。テュートリアル形式によるグループ学習のための課題抽出。
7グループ学習
8グループ学習
9中枢神経系における情報の認知と処理
10高次脳機能と研究方法
11睡眠と覚醒
12グループ学習最後の仕上。

  

Copyright (C) 2006 Sophia University
By:上智大学 学事センター