2006年度上智大学シラバス

2006/01/20更新
◆言語臨床特講E(吃音) - (前)
小澤 恵美
○講義概要
吃音臨床を行うのに必要な基礎知識を整理し、吃音の現象、検査・評価、指導、治療について概説する。幼児期、学童期、思春期、青年期、成人期の各ライフステージの特徴と留意点を実際の臨床例を紹介しつつ、理解を深めるために、吃音症状や治療場面の分析演習を挿入しつつ進める予定である。
○評価方法
以下の①-③を総合して評価する。①出席状況②基礎的な知識についてのテスト③授業で行う分析演習及び授業内容についてのレポート
○参考書
日本聴能言語士協会講習会実行委員会『アドバンスシリーズコミュニケーション障害の臨床2、吃音』協同医書出版社,2001
盛由紀子、小澤恵美編『シリーズ言語臨床事例集第9巻、吃音』学苑社、2004
廣瀬肇監修『言語聴覚士テキスト』医歯薬出版,2005
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1はじめに、吃音の定義、症状の紹介
2吃音についての事実、基礎知識
3吃音の生理学的側面
4病因論
5吃音症状演習
6吃音症状演習
7吃音検査・評価
8吃音検査・評価
9吃音検査・評価
10指導・治療総論
11幼児指導・治療
12学童指導・治療
13成人指導・治療
14テスト

  

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