2006年度上智大学シラバス
2006/02/22更新
◆言語学特殊講義B-1(音韻論と言語障害) - (前)
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都田 青子
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| ○講義概要 |
言語障害データを扱う上では言語発達に関する基礎的な知識が必要不可欠です。「幼児期の言語が成人期の言語に発達していくのはどのような原理によるのだろうか」というテーマについてさまざまな観点から一緒に考えていきたいと思います。日本語と英語の音韻現象を中心に取り上げますが、必要に応じて他言語のデータ分析も行う予定でいます。詳細は受講者のバックグラウンドを考慮して決めていきます。
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| ○評価方法 |
出席状況(35%)、授業参画(35%)、レポート(30%)
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| ○テキスト |
Grunwell, P. 1982. Clinical phonology. Churchill Livingstone. Ball, M.J. and R.D. Kent. 1997. The new phonologies. Singular.など
(詳細については第1回目の授業時に指示します)
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| ○授業計画 |
| 1 | オリエンテーション |
| 2 | 言語理論と音韻論(講義) |
| 3 | 音韻獲得について(1)(講義) |
| 4 | 音韻獲得について(2)(文献講読) |
| 5 | 音韻獲得について(3)(文献講読) |
| 6 | 音韻獲得について(4)(データ分析) |
| 7 | 生成音韻論以降の音韻理論について(1)(講義) |
| 8 | 生成音韻論以降の音韻理論について(2)(文献講読) 「自然音韻論I」 |
| 9 | 生成音韻論以降の音韻理論について(3)(データ分析) 「自然音韻論II」 |
| 10 | 生成音韻論以降の音韻理論について(4)(講義) 「有標性と無指定素性、素性構造についてI」 |
| 11 | 生成音韻論以降の音韻理論について(5)(文献講読) 「有標性と無指定素性、素性構造についてII」 |
| 12 | 生成音韻論以降の音韻理論について(6)(データ分析) 「有標性と無指定素性、素性構造についてIII」 |
| 13 | 最新音韻論:最適性音韻論について(講義) |
| 14 | 予備日 |
| 15 | 予備日 |
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