2006年度上智大学シラバス

2006/02/09更新
◆教育社会学特殊講義Ⅰ - (後)
住田 正樹
○科目サブタイトル
社会化論の研究
○講義概要
 人間は他者との関わりにおいて社会的に形成される存在であると同時に、それぞれの人間が独自に他者や社会に働きかける主体的存在でもある。社会化研究は、人間の、この両側面を統合的に捉えなければならない。授業では内外の文献を講読しつつ、これまでの社会化研究の問題点を整理するとともに、社会化論のなかでも象徴的相互作用論の社会化論に焦点を当てて考察していく。
○評価方法
出席状況(30%)、授業参画(40%)、レポート(30%)
○テキスト
 毎回授業時に論文・著書を指示する。
○参考書
 授業時にその都度指示する。
○必要な外国語
英語
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1社会化概念再考
 -社会化の2側面-
2構造機能主義理論の社会化論(Ⅰ)
3構造機能主義理論の社会化論(Ⅱ)
4過剰社会化論
5象徴的相互作用論の社会化論(Ⅰ)
 -自我の社会性と人間の主体性-
6象徴的相互作用論の社会化論(Ⅱ)
 -自我の社会性と人間の主体性-
7象徴的相互作用論の社会化論(Ⅲ)
 -自我の社会性と人間の主体性-
8象徴的相互作用論の社会化論(Ⅳ)
 -自我の社会性と人間の主体性-
9象徴的相互作用論の社会化論(Ⅴ)
 -自己相互作用の問題-
10象徴的相互作用論の社会化論(Ⅵ)
 -自己相互作用と社会化-
11象徴的相互作用論の社会化論(Ⅶ)
 -自己相互作用と社会化-
12象徴的相互作用論の社会化論(Ⅷ)
 -自己相互作用と社会化-
13社会化研究の現代的課題

  

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