2006年度上智大学シラバス
2006/02/24更新
○科目サブタイトル |
社会構成主義とナラティヴ・アプローチ
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○講義概要 |
現代の社会理論は何らかのかたちで「言語と構成」というモメントをその理論内に取り込まざるをえない。本講義では、この問題をもっとも尖鋭なかたちで追求している社会構成主義とナラティヴ・アプローチについて検討する。この二つの理論的立場は、言語と構成という共通関心をもつだけでなく、社会的実践、臨床的実践を志向する点でも共通する。この両者の理論的位置関係を検討するとともに、現代のもうひとつの有力な社会理論である社会システム論との関係についても検討したい。
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○評価方法 |
出席状況(50%)、授業参画(30%)、レポート(20%)
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○テキスト |
野口裕二「ナラティヴの臨床社会学」、勁草書房、2005 ガーゲン「社会構成主義の理論と実践」、ナカニシヤ出版、2004
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○参考書 |
野口裕二「物語としてのケア」、医学書院、2002
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○授業計画 |
1 | 指定したテキスト以外にも必要に応じて英語文献をとりあげる。詳細は初回の授業で指示する。 |
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