2006年度上智大学シラバス

2006/02/16更新
◆教会法Ⅰ - (後)
菅原 裕二
○講義概要
教会法典第Ⅳ集「教会の聖化する任務」の典礼および秘跡に関する条文(840条~1165条)を解説する。秘跡の総則および典礼行為の総則を扱った後、洗礼、堅信、聖体、ゆるし、病者の塗油、叙階、婚姻の秘跡を教会法的視点から学ぶ。現代における特殊問題、日本の教会の実践にも言及する。教会法概論を履修していることが望ましい。
○評価方法
出席状況(25%)、授業参画(25%)、後期学期末試験(授業期間中)(50%)
○テキスト
『カトリック新教会法典』 有斐閣 1992年
○参考書
『第二バチカン公会議公文書全集』サン・パウロ 1986年
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1教会における典礼の原則
2秘跡に関する神学と教会法の関係
3教会における法の類型
4聖職者と信徒の権限
5洗礼の秘跡(849~878条)
6堅信の秘跡(879条~896条)
7至聖なる聖体(897~958条)
8ゆるしの秘跡(959~997条)
9病者の塗油(998~1007条)
10叙階の秘跡(1008~1054条)
11婚姻の秘跡1(婚姻障害)
12婚姻の秘跡2(婚姻の合意)
13まとめ

  

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