2005年度上智大学シラバス

◆数学ⅢN - (前)
横沼 健雄
○講義概要
線型代数の基本となる手法について学ぶことを目的とする。線型代数は、微分積分とならんで数学の基礎的分野である。
具体的な内容としては、行列、その基本変形、行列式とそれらの応用、さらに行列を扱う上で重要な固有値・固有ベクトルについても述べたい。
計算力の習得のため、演習の時間を設ける他、レポートの提出を求める。
○評価方法
レポート(20%)、前期学期末試験(定期試験期間中)(60%)、出席状況、リアクションペーパー、小テスト等合わせて(20%)
○テキスト
金子晃『線形代数講義』 サイエンス社、2004年
○参考書
斉藤正彦『線型代数演習』東大出版会
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1講義内容の説明、数ベクトルと行列1
2数ベクトルと行列2
3行列の基本変形
4基本変形とその応用1
5基本変形とその応用2
6行列式1
7行列式2
8行列式3
9数ベクトル空間の内積
10固有値、固有ベクトル1
11固有値、固有ベクトル2
12行列の対角化
13対角化とその応用

  

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