2005年度上智大学シラバス

◆基礎生物化学 - (前)
土屋 隆英
○講義概要
化学を学ぶ人は生命について適切な認識を持つ必要がある。本講では生体と生命の営みの特徴を考えるのに必要な知識を習得する事を目的とする。生体の水,生元素を講義した後,生体構成成分であるアミノ酸の構造とその重合体であるタンパク質,また酵素の役割について話をする。さらに日常活動に最も大切なエネルギー代謝系や,糖質や脂質の構造について述べる。
○評価方法
出席状況(10%)、リアクションペーパー(30%)、前期学期末試験(授業期間中)(60%)
講義中に数回行う小テスト,出席点及び期末試験により総合的に評価する。
○参考書
『身近な生命科学を知る』丸善
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1生体と水・生元素
2アミノ酸の構造
3アミノ酸の代謝
4アミノ酸の機能
5タンパク質の多様性
6タンパク質の構造
7タンパク質の機能
8タンパク質の変性
9酵素とは
10酵素の反応速度
11解糖系
12TCAサイクル
13酸化的リン酸化、β酸化
14まとめ

  

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