◆基礎無機化学Ⅱ(溶液内の化学平衡) - (後)
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遠藤 明
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○講義概要 |
水溶液中における化学種の反応と平衡について理解することを目的とする.SI単位系及び溶液の濃度について概説した後,酸塩基平衡(酸塩基の解離及びpHの計算,酸塩基滴定),錯体生成平衡(キレート化合物,キレート滴定),酸化還元平衡(酸化還元反応と電極電位,酸化還元滴定),沈殿生成平衡(沈殿の生成と溶解度積,沈殿滴定)について解説する
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○評価方法 |
出席状況、後期学期末試験(定期試験期間中)、中間試験、小テスト等 中間、期末、および小テストの点数に出席状況を加味して総合的に評価する
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○テキスト |
奥谷忠雄・河嶌拓治・保母敏行・本水昌二『基礎教育 分析化学』 東京教学社
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○授業計画 |
1 | 講義の進め方,SI単位系 |
2 | 溶液の濃度(モル濃度,規定度,重量モル濃度等) |
3 | 化学平衡(平衡定数,活量,活量係数) |
4 | 酸塩基平衡(酸塩基の概念,酸塩基の解離と平衡定数) |
5 | 酸塩基平衡(酸塩基の水溶液のpHおよびその計算) |
6 | 酸塩基平衡(酸塩基滴定:強酸及び弱酸の場合) |
7 | 酸塩基平衡(酸塩基滴定:二塩基酸の場合,緩衝溶液) |
8 | 錯体生成平衡(キレート化合物,金属指示薬) |
9 | 錯体生成平衡(キレート滴定:EDTA滴定) |
10 | 酸化還元平衡(酸化還元反応と電極電位) |
11 | 酸化還元平衡(酸化還元滴定) |
12 | 沈殿生成平衡(沈殿の生成と溶解度積) |
13 | 沈殿生成平衡(沈殿滴定) |
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By:上智大学学事部学務課
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