◆基礎有機化学Ⅰ(有機化学の基礎) - (前)
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増山 芳郎
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○講義概要 |
有機化学は炭素の化合物(有機分子)を取り扱う化学であり、有機化学を学ぶことは有機分子の性質と反応の関係を理解することである。本講義では、有機化学の基礎としての有機分子の化学構造と結合、官能基のその性質、有機分子の命名法、構造式の記述法、立体化学などについて、テキストの1章から5章に沿って解説する。
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○評価方法 |
出席状況(20%)、前期学期末試験(定期試験期間中)(50%)、中間試験(30%)
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○テキスト |
ボルハルト、ショアー『現代有機化学(上)第4版』 化学同人・2004年
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○授業計画 |
1 | 有機化学とは:有機化学を学ぶことの意味と学び方 |
2 | 1章 構造と結合:結合の種類と性質 |
3 | 原子軌道、分子軌道 |
4 | 結合エネルギー、構造式 |
5 | 2章 アルカン:官能基の種類とその性質の概略、アルカンの命名法 |
6 | 官能基を含んだ化合物の命名法の概略 |
7 | アルカンの構造と物理的性質 |
8 | 酸と塩基、(中間試験) |
9 | 3章 アルカンの反応:結合の強さ、ラジカルの構造 |
10 | 反応性と反応機構 |
11 | 4章 シクロアルカンの反応:命名と物理的性質 |
12 | 5章 立体異性体:異性体、キラルなどの定義、R,S表記法 |
13 | 反応における立体化学 |
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By:上智大学学事部学務課
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