2005年度上智大学シラバス

◆流体力学 - (後)
大月 未来
○科目サブタイトル
流体力学:入門編-基本法則と具体的実例
○講義概要
 多岐にわたる流体力学の体系から、種々の事例を取り上げる。OHPなどによる流体現象の直感的なイメージ作りを行う一方で、数理的な扱いにも触れる。受講に際して、(1)質点および質点系の力学、(2)微分積と微分方程式、(3)ベクトル解析、(4)複素関数論、等の基本を予め習得しておくと大変便利である。
なお、講義内容はプリントして配布する。
○評価方法
出席状況(30%)、レポート(70%)
○参考書
木田重雄『いまさら流体力学?』丸善 1994年
今井功『流体力学』岩波書店 1997年
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1ガイダンス、概観、連続体近似
2ラグランジュの方法、オイラーの方法
3質量保存則
4渦と渦度
52次元流れと複素関数
6完全流体の運動量保存則(運動方程式)
7粘性流体
8レイノルズ数と相似法則
9ベルヌーイの定理
10エネルギー保存則
11流れの実例(1)
12流れの実例(2)
13流れの実例(3)

  

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