2005年度上智大学シラバス

◆実験Ⅰ - (通)
水谷 由宏、吉田 順司、西尾 静恵、髙橋 忍
○講義概要
自ら行う実験を通して基礎的な物理概念を理解すると共に,測定器の取り扱いなど,物理実験の様様なテクニ-クを体得し,レポートの書き方を学ぶことが目的である。何を学ぶために,どのような方法で,何を測定しているのか,学生自身が考え,努力し,工夫することが要求される。テーマは力学,電磁気学,波動,熱力学,原子,エレクトロニクス,固体物性,コンピュータ入門など,多様な分野にわたっている。なお,テキストに書かれていないテーマもあり,指導者が小人数のグループに対し直接指示を与える。
○評価方法
出席状況(40%)、レポート(60%)
○テキスト
上智大学物理学科教員『物理学実験I』 上智大学物理学科
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1実験Iガイダンス(班分け、実験のスケジュールを決定)。
オリエンテーション「実験を安全に行うために」。その後実験室ツアー
2○前期  定常波、振動、ヤング率、ホットエンジン、金属の電気抵抗、直線電流の磁界(2回)、オシロスコープ(2回)、コンピュータ技術I(2回)、気体の比熱比、比電荷の測定I
3○後期  半導体の電気抵抗、X線(2回)、光の干渉、円電流の磁界(2回)、分光器(2回)、交流回路(2回)、コンピュータ入門(2回)、比電荷II、プランク定数

  

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