○講義概要 |
電気・電子工学の分野に現われる種々の問題を数値計算により解くための基本的な方法について講義する。講義は代表的な数値計算法の原理とアルゴリズムの解説,具体的な応用例などを中心に行う。理解を深めるために演習やプログラミングの課題を出題する予定である。主な内容:1.数値解析とは,2.非線形方程式,3.連立1次方程式,4.固有値問題,5.補間法,6.数値積分,7.常微分方程式
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○評価方法 |
出席状況(10%)、レポート(10%)、後期学期末試験(授業期間中)(80%) 期末試験の成績に平常点(レポート)を加味して評価する。
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○テキスト |
阿部剛久他著『科学技術系の数値解析入門』 昭晃堂
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○授業計画 |
1 | 非線形方程式(2分法とはさみうち法) |
2 | 非線形方程式(縮小写像の原理) |
3 | 非線形方程式(ニュートン-ラフソン法) |
4 | 最新のトッピクス(この講義で習った内容が社会に出てからどのように役立つかの具体例) |
5 | 連立1次方程式(ガウスの消去法) |
6 | 連立1次方程式(ヤコビ法とガウス-ザイデル法) |
7 | 固有値問題(行列の固有値、固有ベクトル) |
8 | 固有値問題(べき乗法) |
9 | 補間法(関数の多項式近似) |
10 | 補間法(数値積分) |
11 | 常微分方程式(オイラー法) |
12 | 常微分方程式(台形法、中点法、改良オイラー法) |
13 | 常微分方程式(ルンゲ-クッタ法、安定性) |
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By:上智大学学事部学務課
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