2005年度上智大学シラバス

◆電力工学基礎 - (前)
宮武 昌史
○講義概要
エネルギーを流す媒体として電気を扱う工学である,電力工学の基礎的な部分を講義する。本講義の目標として,次の項目を挙げる。1.電力工学の役割や電気エネルギーのシステムを理解する 2.交流電力回路の取扱と三相交流送電の計算ができる 3.静止器と回転機の種類と特徴を知り、簡単な特性計算ができる 4.送電における有効,無効電力の役割と電力調整・制御方法を知る 5.パワーエレクトロニクスとは何かを理解する
○評価方法
出席状況(20%)、前期学期末試験(定期試験期間中)(60%)、小テスト等(20%)
「小テスト等」は、授業の最後に行う演習のことを指す。
○参考書
金他『電気機器学』電気学会
○他学部・他学科生の受講

○ホームページURL
http://power.ee.sophia.ac.jp/lecture/
○授業計画
1電力工学の役割と電力の利用形態
2交流電力回路の取扱法と三相交流送電
3強磁性体
4リアクトルと変圧器
5誘導機
6同期機
7直流機
8送電における有効・無効電力の役割
9電力調整と制御
10パワーエレクトロニクスとは?
11電力変換回路とパワーデバイス
12電力とエネルギーシステム

  

Copyright (C) 2004 Sophia University
By:上智大学学事部学務課