2005年度上智大学シラバス

◆電磁気学演習Ⅰ - (後)
中山 淑、藤井 麻美子
○講義概要
電磁気学Iの講義に並行してその理解を助けるための演習を行う。電磁気学Iの並行履修が要求される。
電磁気学Ⅰの講義進行状況にしたがい、授業スケデュールは若干前後する。また期間中に2回を電磁気学Ⅰの中間試験にあてるがスケデュールは未定である。
○評価方法
「電磁気学I」の成績および本演習の毎時間の答案により評価する。
○テキスト
関根松夫・佐野元昭共著『電磁気学を理解する』 昭晃堂
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1クーロンの法則、電界
2ベクトル場の面積分、真空中のガウスの法則、その応用
3電位、グラディエント
4静電界中の導体系: 電荷分布、電界分布、電位分布、影像法
5静電界中の導体系:電位係数、容量係数、誘導係数、静電エネルギー
6静電容量、静電シールド
7誘電体中の静電界:分極、電束密度、ガウスの法則
8誘電体境界での連続条件、影像法、場に蓄えられる静電エネルギー
9導体、誘電体に働く力、マクスウェルの応力
10電流、電流密度、電荷保存則、定常電流の連続性
11金属導体における導電性、定常電流界と誘電体中の静電界の相似性
12導体中の定常電流場、電気抵抗
13運動電荷による誘導電流、変位電流

  

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