2005年度上智大学シラバス

◆現代物理学 - (前)
小島 隆夫
○講義概要
20世紀初頭から現在に至るまでの物理学の発展を追いながら,現代科学技術の主たる柱のひとつである量子論を中心に,相対論や宇宙論なども含めた現代物理学のエッセンスを見ていく。様々な分野で実際に用いられている技術や装置などへの応用例を適宜取り上げながら“物理学的なものの見方”の習得を目標として授業を進める。
○評価方法
期末試験の成績に授業中に課したレポートや小テストの成績を加味して評価する。
○参考書
石原 修『現代物理科学 フェムトからハッブルの世界まで』共立出版株式会社
信貴豊一郎『現代物理学への道標』内田老鶴圃
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1古典物理学の復習と応用I「力学編」
2古典物理学の復習と応用II「電磁気学&波動編」
3古典物理学の復習と応用III「ポテンシャルという概念」
4相対論I「光速度不変の原理」
5相対論II「様々な相対論的現象」
6量子論I「ミクロの世界の法則」
7量子論II「光量子仮説」
8量子論III「物質の波動性」
9量子論IV「原子の構造」
10原子核と放射線I「元素、原子核、核崩壊と放射線」
11原子核と放射線II「核のエネルギー:核分裂と核融合」
12原子核と放射線III「元素はどのように生まれたか」
13生活の中の物理学

  

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