2005年度上智大学シラバス

◆安全工学 - (前)
島村 誠
○講義概要
一般工学が,それぞれ固有の対象の,平常な生産活動を取り扱うのに対し,安全工学は,技術の適用に不可避的に付随する予期しない出来事としての事故や災害を対象とする横断的な研究領域である.本講義では,近代的な安全工学のディシプリンである確率論的安全性評価およびリスク分析を中心に,安全性確保のための工学的諸技法について学ぶ.
○評価方法
出席状況(20%)、レポート(40%)、前期学期末試験(定期試験期間中)(40%)
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1事故防止の原則,確率論的安全性評価(PSA)概論
2不確実性と変動性
3確率・統計理論
4信頼性
5リスク分析モデルの構築
6モデルのパラメータに関する不確実性の定量化
7効用理論,意思決定

  

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