○科目サブタイトル |
イスラーム主義運動とテロリズム
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○講義概要 |
アルジェリアを事例にして、イスラーム主義運動とテロリズムの問題を検討します。1962年にフランスから独立したアルジェリアは、石油・天然ガスへの依存、FLN一党独裁体制、アラブ・ナショナリズムなど中東・北アフリカ諸国に共通する特徴をもっている。80年代末の民衆暴動、イスラーム政党FISの躍進、90年代のGIAによるテロリズムの横行にいたる過程をおいながら、イスラーム主義運動がテロリズムに沈んでいった過程と背景、原因を考察する。
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○テキスト |
私市正年『北アフリカ・イスラーム主義運動の歴史』 白水社・2004年
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○授業計画 |
1 | フランス植民地期のアルジェリア |
2 | アルジェリア独立戦争 |
3 | アルジェリアのアラブ化・イスラーム化(1) |
4 | アルジェリアのアラブ化・イスラーム化(2) |
5 | アルジェリアのアラブ化・イスラーム化(3) |
6 | アルジェリアのイスラーム主義運動(1) |
7 | アルジェリアのイスラーム主義運動(2) |
8 | FISの結成と躍進(1) |
9 | FISの非合法化と内戦への道 |
10 | GIAの結成 |
11 | テロリズムの拡大(1) |
12 | テロリズムの拡大(2) |
13 | テロリズムの拡大(3) |
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By:上智大学学事部学務課
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