2005年度上智大学シラバス

◆中東の国際関係2 - (後)
泉 淳
○講義概要
本講義は,現代中東の国際関係に多大な影響を及ぼしてきた米国の中東政策について理解することを目的とする。冷戦期から現在に至るまでの米国の中東政策の歴史的展開,および中東政策の政策決定過程に影響を与える米国の政治・経済・社会的要因の双方について考察する。(前)中東の国際関係1を履修していることが望ましい。
○評価方法
レポート(30%)、後期学期末試験(定期試験期間中)(70%)
学期末の試験は論述で、持込等不可。レポートは2,500~3,000字程度。
○テキスト
資料等を配布する。
○参考書
講義の際に参考文献リストを配布する。
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1イントロ─中東現代史の概観
2米国の中東関与の起源
3冷戦と中東安全保障政策
4湾岸産油国とセブン・シスターズ
5武器輸出と核拡散問題
6イスラエルとの「特別な関係」
7米国のユダヤ人社会と政治的影響力
8イスラーム原理主義との対立
9米国のムスリム社会と政治的影響力1
10米国のムスリム社会と政治的影響力2
112004年大統領選挙における中東ファクター1
122004年大統領選挙における中東ファクター2
13まとめ─米国と中東:現状と展望

  

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