○講義概要 |
本講義は,現代中東の国際関係に多大な影響を及ぼしてきた米国の中東政策について理解することを目的とする。冷戦期から現在に至るまでの米国の中東政策の歴史的展開,および中東政策の政策決定過程に影響を与える米国の政治・経済・社会的要因の双方について考察する。(前)中東の国際関係1を履修していることが望ましい。
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○評価方法 |
レポート(30%)、後期学期末試験(定期試験期間中)(70%) 学期末の試験は論述で、持込等不可。レポートは2,500~3,000字程度。
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○授業計画 |
1 | イントロ─中東現代史の概観 |
2 | 米国の中東関与の起源 |
3 | 冷戦と中東安全保障政策 |
4 | 湾岸産油国とセブン・シスターズ |
5 | 武器輸出と核拡散問題 |
6 | イスラエルとの「特別な関係」 |
7 | 米国のユダヤ人社会と政治的影響力 |
8 | イスラーム原理主義との対立 |
9 | 米国のムスリム社会と政治的影響力1 |
10 | 米国のムスリム社会と政治的影響力2 |
11 | 2004年大統領選挙における中東ファクター1 |
12 | 2004年大統領選挙における中東ファクター2 |
13 | まとめ─米国と中東:現状と展望 |
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Copyright (C) 2004 Sophia University
By:上智大学学事部学務課
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