○講義概要 |
本講義では、東南アジアとくにカンボジアに現在残る、民間伝承、考古資料、文化遺産、年中行事や儀礼、を通じ、同地域の歴史や文化を学びます。前期は、歴史や遺跡をめぐる民間伝承の聞き取り調査により、人々の記憶が発掘され保存されていく過程を、紹介し、また検討していきます。受講生は、関心地域(日本あるいはアジア)をひとつ選び、積極的に資料の探索に当たる姿勢が望まれます。後期の「アジア民俗研究2」受講を勧めます。
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○評価方法 |
出席状況、授業参画、リアクションペーパー、レポート、前期学期末試験(授業期間中) テキストや資料は、講義中適宜紹介・配布します。
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○参考書 |
小松和彦 編『記憶する民俗社会』人文書院/2000年
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○授業計画 |
1 | 民俗とはなにか。 民俗学の構成要素について概観します。2週目以降は、講義中に指示します。 |
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By:上智大学学事部学務課
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