2005年度上智大学シラバス

◆東南アジア民族誌2 - (後)
寺田 勇文
○科目サブタイトル
東南アジアの食文化
○講義概要
 今年度は東南アジアの食文化を題材として、東南アジアの社会と文化について考えてみたい。ここでいう食文化とは、食物の生産から、加工、調理を経て食物として摂取されるまでの全体をさす。この講義では、東南アジアにおける主食の種類、その分布、生産方法、加工方法、調理方法、スパイス、魚醤などの基本的構成要素から、料理としての体系、インスタント食品、食べ方などについてできるだけ体系的に講義したい。また、ナショナリズムと食などの問題についても言及することにしたい。参考文献等は毎週配布するレジュメなどで随時紹介する。出席者の人数にもよるが、できるだけ受講者による発表などを交えて進めたい。なお評価方法については最初の講義の時に指示する。
○評価方法
出席状況、授業参画、リアクションペーパー、レポート、後期学期末試験(授業期間中)
未定
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1東南アジアの食文化研究について
2東南アジアの主食
3魚醤
4タイ
5フィリピン(1)
6フィリピン(2)
7カンボジア
8シンガポール
9ベトナム
10ファーストフード
11酒・茶・コーヒー
12食の場と作法
13ナショナリズムと食文化

  

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