○講義概要 |
主に日本の文学作品をそのポルトガル語版(や英語版)と比較対照することにより両言語の特質の概観を得ることを目的とする。これまで遠藤周作(『深い河』)、芥川龍之介(短編集)、川端康成(『古都』)等を採り上げてきた。ポルトガル語の pretérito imperfeito など日本人学習者にわかりにくい時制も日本語の原文と照合することで理解を深めることがある。特にテキスト等は指定せず授業時にプリントを適宜配布する。 本年度は新しい試みとしてひとりずつ選んでもらった作品についての研究と発表を中心とする。
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○評価方法 |
出席状況(20%)、授業参画(20%)、レポート(60%)
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○参考書 |
河野一郎『翻訳のおきて』DHC, 1999 荒木博之『日本語が見えると英語も見える - 新英語教育論』中央公論社、1994 北條文緒『翻訳と異文化 - 原作との〈ずれ〉が語るもの』みすず書房、2004
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○授業計画 |
1 | Introduction(本コースの目的・紹介) |
2 | 講義(1) |
3 | 講義(2) |
4 | 講義(3) |
5 | 以下、毎回学生の発表を中心とした授業を予定。ただし、受講者の数により subject to change です。 |
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By:上智大学学事部学務課
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