2005年度上智大学シラバス

◆演習(ラ米社会2) - (後)
幡谷 則子
○講義概要
民主化後のラテンアメリカの「人々のくらし」に焦点をあてる。制度改革を経て、人々の政治参加への道は広がった。一方、新しく出現した疎外形態も認められる。貧困、政治暴力、人権侵害の諸相を取り上げ、人々の問題解決への取り組みについて考察する。受講者は関心地域または国を定め、特定課題について研究発表を行う。グループワークを奨励する。前期開講の「ラ米社会演習Ⅰ」を受講済みであることを受講要件とする。
○評価方法
出席状況(10%)、授業参画(30%)、レポート(60%)
○参考書
Livingstone, Grace『Inside Colombia: Drugs, Democracy and War』Latin American Bureau, 2003
グスタボ・アンドラーデ、堀坂浩太郎編『変動するラテンアメリカ社会ー「失われた10年を再考する」』彩流社 1999年
三好亜矢子ほか編『平和・人権・NGO』新評論 2004年
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1イントロダクション、各人のテーマとスケジュール調整

  

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