2005年度上智大学シラバス

◆演習(ラ米社会1) - (前)
幡谷 則子
○講義概要
グローバル化時代のラテンアメリカ社会の現状とその背景の理解をめざす。民営化、自由市場形成、新しい地域統合の模索、そして国境を越えた連帯をめざす社会運動など、90年代の経済再建過程と前後して、ラテンアメリカ諸国ではさまざまな改革の試みがなされてきた。本演習では、改革の模索を続けるラテンアメリカ諸国の経済政策と社会変動を考察し、グローバル化時代への対応として分析する。主要文献を輪読しながら登録者は後期の個別研究の地域・国とテーマの絞込みを行う。
○評価方法
出席状況(10%)、授業参画(30%)、レポート(60%)
○参考書
西島章次・細野昭雄編『ラテンアメリカ経済論』ミネルヴァ書房 2004年
大野健一『途上国のグローバリゼーション―自立的発展は可能か』東洋経済 2000年
Smith, Jackie & Hank Johnston『Globalization and Resistance: Transnational Dimensions of Social Movements』Rowman & Littlefield, 2002
○必要な外国語
英語
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1イントロダクション、輪読文献の決定など。

  

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