2005年度上智大学シラバス

◆産業論Ⅱ - (後)
原早苗
○講義概要
産業論というと、とかく川上の産業育成論が中心になりますが、産業論Ⅱでは川下(消費者)の視点から産業を捉えなおしていきます。消費者は市場の決定権をにぎる存在です。産業構造は日々変化しています。講義では、特に規制改革後の産業界の変化、新しい分野に消費者の視点から目を向けていき、これからの方向性を探ります。そのときどきの時事資を使い、講義、小レポート提出で授業を展開していきます。
○評価方法
出席状況、講義時に随時求める小レポート、全講義終了時に行う試験で評価します。
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1産業構造の変化と規制改革
2産業と消費者
3金融ビッグバンがすすむ
4金融業と市場のルール
5お金を借りる・貸す市場
6ITがもたらす産業と暮しの変化(1)
7ITがもたらす産業と暮しの変化(2)
8地球規模の環境問題と産業
9地球温暖化に歯止めを
10価格とは何か
11高齢者向けサービス産業の市場
12NPOが産業に及ぼす影響
13消費者基本法からCSRまで
14試験

  

Copyright (C) 2004 Sophia University
By:上智大学学事部学務課