2005年度上智大学シラバス

◆保険論 - (前)
小林篤
○科目サブタイトル
保険の産業論
○講義概要
保険の産業論の観点から、保険事業のメカニズムを、保険サービス利用者の視点とサービス提供者の両方の視点で理解する。日本の保険市場では、従来では考えられなかった保険会社の破綻、合併統合が起きている。世界的にも、保険システムは、20世紀から21世紀にかけて劇的な転換期を経験している。グローバルな動きに留意して、日本の動向を海外と比較しながら考える。また、新しい現実に対して伝統的な理論を見直していくことも試みる。
○評価方法
出席状況(20%)、レポート(80%)
○テキスト
田村祐一郎編『保険の産業分水嶺』 千倉書房、2002年
○必要な外国語
なし
○他学部・他学科生の受講

○ホームページURL
http://www.sj-ri.co.jp/plan/index
○授業計画
1オリエンテーション
2保険の仕組み、基本を理解する
3個人を対象とする保険事業
4法人を対象とする保険事業
5日本の保険市場と欧米の保険市場
6戦後日本の保険システムの発展
7保険システムが果たしている役割
8保険事業に対する規制の必要性と方法
9新しい現実をもとに、金融と保険の関係を考える
10生命保険事業の収益構造と課題
11生命保険のマーケティング
12生命保険の新商品開発の動向
13保険産業論のまとめ・試験(レポート提出)
 講義のまとめの話をした後、レポート提出

  

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