| ○講義概要 |
現実の社会現象には個人の行動の結果が集積されている。よって現実の社会現象を深く理解するためにはどのような動機や判断により個人が行動するかを分析しなければならない。その解を与えるツールのひとつがゲーム理論である。 本講義では社会現象からの例をゲーム理論によって説明する形で講義を進めていく。社会現象の分析に興味のある学生の参加が望ましい。
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| ○評価方法 |
授業参画(10%)、前期学期末試験(定期試験期間中)(90%)
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| ○テキスト |
梶井厚志・松井彰彦『『ミクロ経済学:戦略的アプローチ』』 日本評論社,2000年
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| ○参考書 |
岡田章『『ゲーム理論』』有斐閣 ,1997年
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| ○授業計画 |
| 1 | ガイダンス 講義の概要等説明及びゲームの基礎概念 |
| 2 | 囚人のジレンマ |
| 3 | ナッシュ均衡 I(概念の説明) |
| 4 | ナッシュ均衡 Ⅱ(著名なゲームの説明) |
| 5 | ナッシュ均衡を用いた分析の経済学への応用 |
| 6 | ナッシュ均衡 Ⅲ(混合戦略の導入) |
| 7 | ナッシュ均衡 Ⅳ(混合戦略均衡に関する問題演習) |
| 8 | 展開型ゲーム I(概念の説明) |
| 9 | 〃 Ⅱ(完全情報ゲーム・後ろ向き帰納法) |
| 10 | 〃 Ⅲ(局所戦略・行動戦略) |
| 11 | 展開型ゲームの経済学への応用 Ⅰ |
| 12 | 展開型ゲームの経済学への応用 Ⅱ |
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By:上智大学学事部学務課
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