| ○講義概要 |
経済統計論Ⅰ・Ⅱを通じて、消費関数の推定を行う。講義の目標は、分析目的に適った消費関数の推計作業を通じて、統計データの種類、その使用方法、限界などを体系的に習得できるようになることである。Ⅰ・Ⅱを共に受講することが望ましい。 経済統計論Ⅰでは、初回3回でエクセルによるデータ解析、回帰分析、レポート作成について行う。エクセルが利用できないと講義の理解が難しくなるため、初心者は特に慣れて欲しい。その後、国民経済計算の仕組みを理解し、利用できるように努めた上で、代表的個人といわれる消費者を対象としたマクロの消費関数を推定する。
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| ○評価方法 |
レポート(30%)、前期学期末試験(授業期間中)(30%) 成績は,演習課題(ウエイト30%)と最終試験(ウエイト70%)のみで評価する。
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| ○参考書 |
中島隆信・北村行伸・木村福成・新保一成『テキストブック 経済統計』東洋経済新報社・2000年
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| ○授業計画 |
| 1 | 経済統計論Ⅰ(ガイダンス) |
| 2 | 経済データに慣れる(1):エクセルの利用方法、データの生成過程 |
| 3 | 経済データに慣れる(2):原系列・季節調整済系列 |
| 4 | 経済データに慣れる(3):実質・名目、実数・指数 |
| 5 | 国民経済計算(1):仕組み |
| 6 | 国民経済計算(2):測度、財貨とサービス |
| 7 | 国民経済計算(3):所得、資産、消費の範囲(現金給与総額と雇用者報酬等) |
| 8 | マクロ消費関数の推定(1):モデルの選択 |
| 9 | マクロ消費関数の推定(2):データの調達・加工 |
| 10 | マクロ消費関数の推定(3):推定(SNAの利用) |
| 11 | マクロ消費関数の推定(4):推定結果の解釈(外挿、寄与度) |
| 12 | 授業内試験(60分) |
| 13 | 予備 |
| 14 | 予備 |
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By:上智大学学事部学務課
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