○講義概要 |
この講義では,数学的に表現された経済モデルを扱う上で必要とされるテクニックの習得を目的とする。こうした数学的テクニックは,上級のミクロ経済学を学ぶ上で必須の能力であるため,対象には大学院前期課程・大学院進学希望の学生を想定している。ミクロ経済学・経済数学の基礎的事項について習得済みであることが必要。
|
○評価方法 |
前期学期末試験(授業期間中)(50%) 宿題(50%)
|
○テキスト |
Varian『Microeconomic Analysis』 W.W.Norton & Company
|
○参考書 |
Mas-Colell, Whinston, and Green『Microeconomic Theory』Oxford University Press
|
○授業計画 |
1 | ミクロ経済学と最適化問題 |
2 | 企業の利潤最大化と最適化問題 |
3 | 利潤関数と包絡線定理 |
4 | 企業の費用最小化と条件付き最適化問題 |
5 | 評価関数と包絡線定理について |
6 | 不等式制約下の最適化問題 |
7 | 生産における双対性 |
8 | 消費者の選好と効用関数:効用関数の存在 |
9 | 消費者の効用最大化と条件付き最適化問題 |
10 | 消費者行動と評価関数(間接効用関数・支出関数) |
11 | 消費における双対性 |
12 | 比較静学 |
13 | 不確実性下の消費者行動 |
|
Copyright (C) 2004 Sophia University
By:上智大学学事部学務課
|