○講義概要 |
人間を理解するための心理学的な知識を学ぶとともに、福祉における心理学的貢献の意義並びに心理学的応用について、述べる。 具体的内容としては、人間の心、福祉マインド、人間の基本的ニーズとモチベーション、自我と自己、他者理解、自己理解、自己と他者の相互作用、アイデンティティ形成、偏見・差別、自己愛と他者愛、愛他行動、向社会的行動、権利・義務の意識等についてふれる。そして最後に福祉心理学とは何かをともに考えていく。
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○評価方法 |
出席状況(20%)、レポート(80%)
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○参考書 |
庄司順一・西澤 哲(編)『ソーシャルワーカーのための心理学』 有斐閣 網野武博・乾 吉佑・飯長喜一郎(編)『心理臨床プラクティス:福祉心理臨床』星和書店
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○授業計画 |
1 | オリエンテーション 心理学と「福祉」①:人間と心 |
2 | 心理学と「福祉」②:福祉の源流と福祉マインド 人間の基本的ニーズとモチベーション①:欲求とモチベーションの理解 |
3 | 人間の基本的ニーズとモチベーション②:成長的動機づけ、内発的動機づけ |
4 | 自我と自己①:意識、アウエアニス、無意識、意識と自我 |
5 | 自我と自己②:自我と自己、他者が見つめる私 |
6 | 自我と自己③:私を見つめる私、他者を理解する私 |
7 | 自己と他者の相互作用 |
8 | 個性的アイデンティティと属性的アイデンティティ |
9 | アイデンティティ形成と、偏見、差別 |
10 | 自己愛と他者愛 |
11 | 愛他行動、向社会的行動 |
12 | 権利・義務の受容とハンディキャップの負荷 |
13 | 福祉心理学とは何か |
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By:上智大学学事部学務課
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