○講義概要 |
なぜ未来小説であっても過去形で描かれるのか。時制と時間の関係は単純ではない。フランス語の豊かな時制の問題を、とりわけ小説における時間、視点との関連で考えていく。次に、ポリフォニーの考え方を紹介し、その観点から、語り手と登場人物の声の響き合いがフランス小説の中でどのように表現されているかを見ていく。できれば日本語との比較を行いながら授業を進めていきたい。学生にいくつかの小説を調べてもらい、時制等のもたらす効果等について発表してもらう予定である。テクストは授業中にコピーして配布する。
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○評価方法 |
出席状況(10%)、授業参画(45%)、レポート(45%) 上の評価基準はあくまでも原則で、学生の希望等も考慮して柔軟に対処したい
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○授業計画 |
1 | 概要説明 |
2 | 複合過去と単純過去 |
3 | 複合過去と単純過去 |
4 | 半過去 |
5 | 半過去 |
6 | ポリフォニーと話法 |
7 | ポリフォニーと話法 |
8 | 自由間接話法 |
9 | 自由間接話法 |
10 | 学生発表 |
11 | 学生発表 |
12 | 学生発表 |
13 | まとめ |
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Copyright (C) 2004 Sophia University
By:上智大学学事部学務課
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