2005年度上智大学シラバス

◆文献演習Ⅷb - (後)
平野隆文
○科目サブタイトル
フランス・ルネサンス文学の諸問題(2)
○講義概要
前期に引き続き、ラブレーの『第三之書』の読解を通して、ルネサンス期における、思想的・社会的・宗教的・政治的な諸問題を浮き彫りにしていく予定。ルネサンス期の福音思想、狂気の捉え方、ワインの比喩と書物、占いと預言、ジェスチャーと言葉、などなどの問題に迫っていく。スリリングな解読作業となるはずである。
○評価方法
出席状況(20%)、授業参画(20%)、後期学期末試験(授業期間中)(60%)
○テキスト
Francois Rabelais『Le Tiers Livre de Pantagruel』 Le Livre de Poche, 1995
○参考書
Michael Screech『Rabelais』Cornell University Press, 1979
○必要な外国語
フランス語
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1イントロダクション
授業計画については、第一回目の授業で指示するので、受講希望者は必ず出席のこと。

  

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