2005年度上智大学シラバス

◆講義BL - (前)
増井志津代
○科目サブタイトル
ピューリタニズムとアメリカ文学(1)
○講義概要
ピューリタニズムとアメリカ文学の関係について学ぶ。歴史的にはニューイングランド植民地とペンシルヴァニア植民地の建設に注目すると同時に、カリブ海と英国領植民地の関係についても学ぶ。宗教的な背景と共に人種、ジェンダー、クレオール等のテーマを追う。また、ピューリタニズムと関連の深い文学作品を紹介する。
○評価方法
出席状況(20%)、授業参画(20%)、レポート(60%)
○テキスト
『プリント配布資料を用いる。』
○必要な外国語
英語
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1イントロダクション:ピューリタンってどんな人たち?
2メイフラワー号と巡礼父祖達:歴史と神話
3ウィンスロップの夢/アメリカの夢
4アン・ハッチンソンの挑戦
アメリカ女性運動の開始
5ホーソーンとピューリタニズム
『緋文字』を読む
6魔女裁判、インディアン、奴隷制、カリブ海:ボーダーランド考
ティチュバとクレオール
7ミラー『るつぼ』を読む
8ピューリタンの詩人達
ブラッドストリート、テイラー
9ピューリタン説教とアメリカ文学
10ピューリタニズムと教育
アメリカの初等教育、高等教育について
11コットン・マザーの『マグナリア』
12啓蒙主義とピューリタニズム
(レポート課題配布)
13フィラデルフィアとクェイカー:穏健啓蒙主義、奴隷制廃止運動

  

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